川越工高トピックス

2020年11月の記事一覧

【電気科工事現場見学会】

11月26日(木)2,3限に埼玉県都市整備部設備課主催による、建設業界における担い手確保・育成としての工事現場見学会がおこなわれました。現在、本校でおこなっている体育館の電源設備工事の見学でした。始めに「工事の進め方」と「電気設備工事の概略説明」を講義形式で受けて、現場で配線作業等を見学させていただきました。生徒は作業現場を見学することは初めてでしたので真剣なまなざしで見学をしていました。最後は埼玉県電業協会の方から事業説明を受けて、電気工事業界に関する知識を深めることが出来ました。

 生徒の感想より

「電気工事の試験勉強をして出ていたものが実際に見ることができて、理解がより深まりました。施工の際にチームワークが重要だと感じました。」

「今回の現場見学会で思ったことは、自分の中で電気工事は、電気工事の作業をするだけだと思っていましたが、現場管理などがあると新たな発見がありました。誰かの役に立つ仕事は、すごく良いものだと思ったので、こういう仕事に就きたいと思いました。」

「いつも補習でおこなっている電気工事とは違うものが見られてよかったです。一般家庭の電気工事と違い、学校の電気工事は配線が大変そうでした。」

 

【全日制 全学科 体験入学をおこないました】

11月21日(土)体験入学をおこないました。新型コロナウイルス感染防止対策をしながら、デザイン科「デッサン、シルクスクリーン印刷」、化学科「石鹸からロウソクを作る」、建築科「製図の体験」、機械科「ノギスの製作体験」等、電気科「電気工事、電子工作体験」など本校で普段おこなわれている様々な実習を中学生に体験をしてもらいました。

本日の体験内容は、川越工業高校で学習する内容のごく一部ですが、今まで扱ったことのない工具や器具、パソコンなどを使用して、工業高校での学習がイメージできたと思います。中学生の皆さんのこれからの進路選択の一助となれば幸いです。

【デザイン科 レタリング検定】

11月14日(土) デザイン科では例年は6月に行われていたレタリング検定は、新型コロナウイルスの関係で遅れて、この日行われました。1年生は十分な準備ができなかったので、受検したのは2・3年生ですが、感染防止対策として密を避けて実施しました。来年は通常通り6月に受検できることを期待しています。

【電気科2年生実習公開】

11月12日(木)2,3限に電気科2年生の保護者対象実習公開をおこないました。新型コロナ感染拡大防止対策をとりながら、保護者の皆様に普段の実習風景を見学していただきました。
電気科では2年生から少人数で実習をおこなっています。電子回路製作や電気回路制御、測定実習等があり、内容もより専門的になっています。生徒の考えている姿や悩んでいる姿を見ていただくことは保護者の方々にも新鮮だったと思います。見学中に製作している回路を見ながら「こんな細かい作業をしているのですね」など驚きの声があり、成長している姿を見ていただくことが出来たと思います。見学後の懇談会では、最近のクラスの様子とこれからの進路活動について話をさせていただきました。
お忙しい中、ご来校いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。

 

【建築科 1年生 校外学習】

11月9日(月)建築科1年生が校外学習を行いました。

学習の目的は「暮らし方について、新たな提案を行っている企業の企画・設計等の担当者から構想をお聞きするとともに、実際の住宅を見学することにより、生徒の建築(住宅)に関する興味・関心を高める」ことです。

午前は新座市にある増木工業株式会社が販売する「新農住コミュニティ野火止台」を見学しました。

グッドデザイン賞を受賞した表情豊かな街並み、共用畑や縁道、防災広場など住民が互いに助け合える仕掛け、そして販売後も生涯に渡ってかかわり続けるという企業の熱意など、大変見ごたえのある見学でした。

午後は電車で昭島駅に移動し、駅から徒歩5分ほどの「LOGWAY BESS多摩」へ。

こちらは、株式会社アールシーコアが提案する「住むより楽しむ」を体験できる展示場です。

生徒たちはそれぞれの住宅に分かれて「どんな家族が住んでいるか創造しよう」というグループワークを行い、住宅の雰囲気(間取りや家具、色彩、趣味の道具など)から推理し、意見を交わしながらまとめ発表しました。

ワーク後の自由見学では、どん欲に見て、触り、遊び、座ったり、寝転がったりと、まさに「住むより楽しむ」を体感していました。

1日を通して、生徒たちは目を輝かせながら、「建築を学ぶことの楽しさと本物に触れることの大切さ」を感じていました。この体験がこれからの学習においても、大いに発揮されることと思います。

感染防止対策の徹底を図りながら見学会を実施していただきました両社に心より御礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。