「災害時における炊き出し装置」の製作及び実演(焼きいも作り)
課題研究授業で、工業技術科・機械類型の生徒が「災害時における炊き出し装置」を製作しました。
以下のとおりで製作しましたので、ごらんください。実演は、炊き出しを竹を燃やし、濡れた新聞紙にアルミホイルで巻いたさつまいもを石で焼き、「石焼きいも」を作り、みんなで食べました。
(概要)
注意点を満たすような構造にするため、生徒に考えさせた結果
今回は200Lのドラム缶(直径600cm、高さ900cm)を3分の2に切断し、これを土台に燃焼室を製作した。
これは、一般家庭で言うコンロの炎のイメージである。
次に鉄板を溶接し、調理器具が置ける場所を作った。
これは、コンロの五徳のイメージである。
最後に煙突を取り付け煙が逃げる場所の製作と移動ができるように、キャスターを取り付けて稼働できるようにした。
1 製作の目的
川越工業高校は地域の防災拠点校として、非常食の備蓄などはあるが炊き出し装置がないため非常時に調理ができる装置を製作する。
2 製作上の注意点
・人が近付いてもやけどをしづらく安全に作業ができること。
・煙が極力出ないような構造にすること。
・移動などがしやすいようにすること。
3 使用材料
200Lドラム缶、Ⅼ鋼、鉄板、煙突、耐熱塗料、キャスター、ボルト、ナット